「だるい」が口癖だったあの頃と、必死こくのが大好きな今

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そういえば高校受験のころ。

その頃ぼくは絶賛ひきこもり中で、親が心配したのか、昔からそこそこ仲のいい4つ年上の知り合いに家庭教師に来てもらってました。

友達のように親しく会話しながら勉強してました。

でも一つだけ彼に怒られたことがやけに記憶に残ってます。

それは僕の「だるい」という口癖。

「だるい」と言うのはどうやら僕の世代くらいから流行ったみたいで、彼の世代はその言葉は使わなかったみたいです。

「「だるい」って言うのやめようや。そんなん言うから何事もやる気なくなんねんで」みたいなことを言われました。ちょっと記憶が曖昧ですが。

学校ではみんな当たり前のようにその言葉を使っていたので、そう言われたときにちょっとビックリしました。

そうか、これは僕らの世代の悪い癖なんだなと気付き。その後はあんまり使わなくなったと思います。

しかし、中身はそんなに変わらず。

高校を卒業しても社会に出て落ちこぼれて、中学のとき以上にひきこもりました。

その頃に軽音が流行ったので、僕もギターに憧れ、兄がエレキギターをくれたので挑戦してみました。

しかし、エホバの証人という夢なし人のカルトのもとで育ち、ひきこもりでとことん増強(?)された豆腐メンタルでは、ギターなんて到底できるものではなかった。

何か目標をもって努力するということが、できなかった。

このひじょうに弱っちい精神は、ひきこもりを脱してからも続きました。

兄の影響でアニソンライブ界隈に僕もおもいきって参加。

しかし、ギターでの参加はビビって、簡単そうなベースで参加しました。

まあライブするという目標は出来たのでそれなりにベースは上達したものの、やっぱり今思うとぜんぜん下手だったし、もっと上を目指そうとはあんまり思ってなかったです。

というより、そんな情熱が無かったんですよね。

好きな曲はたくさんあるけど、プロになりたいとは思ってなかったし、友達と仲良く楽しめたらいいやって感じで。

あ、でもカッコよく思われたくてそこそこ頑張りましたけどね。

ライブでトリも体験したし、まあ、盛り上がったかなあ。

でも、なんか思ってたのと違いましたね。

あれ、なんでこんなに虚しいんだろ、と。ポツーンと。

こんなんのために何ヶ月も一生懸命練習してきたのか?と。

今思うと、努力の方向がおかしかったなと思います。

まあアニソンライブなんで。アニオタであるオーディエンスが喜ぶように、コスプレしたり、寸劇を挟んだり。

ベースで参加しましたけど、下手なんで、ある程度割り切って。自分の演奏のクオリティはかなり低かったです。

皆が楽しめるように。皆すごく仲良しの界隈だったので。めちゃくちゃ上手い人もけっこう居ましたけど、本当に真剣に音楽を追求したい人は来ない場所です。

だから、皆が楽しめるようにとやってたんですが。

でも、ライブのトリの30分はあっという間に過ぎ、「なんだこれ・・・」と。

その時は、なんかよく分からなかったですね。

とにかくなんか猛烈に虚しかった。

それで、その頃読むようになっていたRAPTブログの教えに真剣に従って生きようと決意して、アニソンライブをやめることにしました。

しかし信仰生活を始めるも、やはり精神弱すぎ問題が再浮上。

数年間まったく成長しませんでした。まあ惨めでしたね。

なんて自分は駄目なんだろう・・・。なんで自分こんなに出来ないんだろう・・・。落ち込みまくりです。

どこか自分の弱さから目を背けていた気がします。

でも、何が問題なのかだんだん分かってきた。

RAPTさんは「命がけでやりなさい」「死に物狂いでやりなさい」としょっちゅう言ってた。

何事も途中で心弱って逃げだしてばっかだったので、そこを改めていきました。

御言葉を読みまくったり、毎日ランニングしたり、サイクリングしたり、雨でも走ったり、通勤中でも風呂でも御言葉聞いたり、防音室つくって死ぬほど賛美したり、職場でも神様を必死で意識しようとしたり。

RAPTさんは「『心と思いと精神を尽くして神様を愛しなさい』という聖書の言葉は、『全身全霊でやりなさい』『突き詰めてやりなさい』という意味だ」とおっしゃってました。

そう言われても最初はよく分からなかったんですよね。そこまで必死こいて生きたことがほとんど無かったから。

でもさっき言ったことを必死こいてやっていくうちに、だんだん必死こいてやるのが好きになってきました。

なんか、必死こいてやってると、ある段階から面白くなってくるんですよ。熱が入ってハマってくるんですよね。

最初はすごく苦しいのに、最後の方まで来たら、すごく気持ちいい。それをやるのがもう大好きになってたり。

なにかに熱中して、命燃やして生きられることがすごく嬉しい。幸せ。めっちゃ生き甲斐。

神様を愛するって、こういうことなんだ!と。

めっちゃ幸せやんけ!!と。

そんで、今ふたたびギターをやるようになりまして。

あの頃は難しくて挫折していたことも、必死こいて練習したりするのが好きになってるから、乗り越えられるようになってる。

しかも、神様の愛っていうのがもう信仰生活を頑張ってると頻繁に感じられるようになって、それがもう、とんでもなく幸せなんですよ。

ああ、自分こんなにも愛されてるんだと。こんなに自分を愛してくれる存在がいるんだと。涙ボロボロ流して。

だから、その神様の愛に応えたいし、みんなに伝えてあげたいって思うんですよ。

だから、ギターで難しいところも、絶対に負けん!と強い意志で乗り越えられるんですよ。

むしろ燃えるんですよ!自分と闘うの!

で、上達できちゃう。

ここが、僕が信仰生活をやって激変したところです。何事も強い闘志を持って乗り越えられるようになった。

だから、信仰生活やっててよかったなと心から思います。マジで!